ながむれば ふもとに清き 川浪の ふだ山王に ひびきこそすれ
かつて対岸の境町との間に 「山王の渡し」があり、 渡し船が行き来していました。 明治二年、関宿の 関所が廃止されるまでは、 積荷禁制品の点検が番所下手の 水上で行われていたので、 検問を待つ多数の船が 滞留したといいます。 観音寺の朱塗りの柱には 各地の参拝者の 納札(のうさつ)が貼られ、 軒の扇面(せんめん)には ご詠歌(えいか)が揚げられ、 地区住民の聖観音信仰仰への 熱意がうかがえます。